Aerophone AE-20/AE-20W(以下「AE-20」)にユーザー・シーンをインポートしたときに音が鳴らない原因として、インポートしたシーンに以下のトーンが使われている可能性があります。
- AE-20/AE-20Wに搭載されていないプリセット・トーン
一部のプリセット・トーンは、AE-30にのみ搭載されています。AE-20/AE-20Wに搭載されていないプリセット・トーンが使われている場合、AE-20では音が鳴りません。 - Roland CloudからダウンロードしたWave ExpansionのトーンやWaveform
Roland Cloudで提供されているWave Expansion(EXZ)は、AE-20に対応していません。インポートしたシーンにWave Expansion(EXZ)のトーンやWaveformが使われている場合、AE-20/AE-20Wでは音が鳴りません。 - ユーザー・サンプルが組み込まれたトーン
AE-30 システム・プログラム Ver.3.00以降では、FANTOM-6/7/8、FANTOM-06/07/08で作成したユーザー・サンプルやマルチサンプルが組み込まれたトーンをインポートして使うことができます。AE-20/AE-20Wはユーザー・サンプル機能に対応していないため、インポートしたユーザー・シーンに、これらのサンプルが組み込まれたトーンが使われている場合は、音が鳴りません。
トーンやサンプルの対応/非対応は、Aerophone Pro Editorを使って確認することができます。
以下の手順で操作してください。
- Aerophone Pro Editorを起動し、AE-20/AE-20Wを接続します。
※ 初めてAerophone Pro Editorを使う場合は、「Aerophone Pro Editor 取扱説明書」の「Aerophone Pro Editorを使う準備」に従ってAE-20に接続してください。 - 確認したいシーンを選びます。
- 画面下部のEDITORをタップします。
- トーンの表示を確認します。
- AE-30のみに搭載されているプリセット・トーンは、「No Assign」と表示されます。
- Wave Expansionを組み込んだトーンは、「no media」と表示されます。
※ トーンを確認しても音が鳴らない場合は、手順.5以降をお試しください。
- AE-30のみに搭載されているプリセット・トーンは、「No Assign」と表示されます。
- Wave ExpansionのWaveformや、ユーザー・サンプルを確認する場合は、トーンのパート番号を長押しします。
PART VIEWが表示されます。 - TONEの[EDIT]ボタンをタップします。
TONE VIEWが表示されます。 - 各パーシャルの表示を確認します。
- Wave ExpansionのWaveformは、「no media」と表示されます。
- ユーザー・サンプルが組み込まれたトーンは、「Unsupported」 と表示されます。
- Wave ExpansionのWaveformは、「no media」と表示されます。