BRIDGE CAST Xの2つのUSB-C端子とHDMI IN端子を使うと、2台のパソコン(ゲーム用と配信用)から配信することができます。
必要なもの
- BRIDGE CAST X(専用USBドライバーのインストールが必要です)
- ACアダプター(5V/3Aまたは9V/3A)
- BRIDGE CAST App
- ゲーム用パソコン(モニター付き)
- 配信用パソコン
- マイク、ヘッドホンまたはヘッドセット
- 付属のUSBケーブル
- HDMIケーブル
- ボイスチャット用アプリ
- 配信用アプリ
- (必要に応じて)スピーカー、ゲーム機
専用アプリのインストールと機器の接続
- パソコンに、BRIDGE CAST X専用USBドライバーとBRIDGE CAST Appをインストールします。
https://www.roland.com/jp/products/bridge_cast_x/downloads/ - BRIDGE CAST Xに、マイクとヘッドホン(ヘッドセット)を接続します。
BRIDGE CAST X 取扱説明書の「パソコン/周辺機器を接続する」をご覧ください。 - 付属のUSB-Cケーブルを使って、USB I 端子にゲーム用パソコンを、USB II 端子に配信用パソコンを接続します。
- HDMIケーブルを使って、HDMI IN 1端子にゲーム用パソコンを接続します。
- HDMI THRU端子にモニターを接続します。
※ 必要に応じて、スピーカーやゲーム機など他の機器も接続してください。
ゲーム音とボイスチャット用アプリの設定
- Windows11の「設定」を開き、「システム」→「サウンド」→「詳細設定」-「音量ミキサー」→「アプリ」と進み、プレイしたいゲームアプリの音声出力先を「GAME(BRIDGECAST X-II)」に設定します。
Windows 10の場合は、「システム」→「サウンド」→「アプリの音量とデバイスの設定」で設定します。
メモ:バーチャル・サラウンドに対応しています。詳しくは、BRIDGE CAST X 取扱説明書の「バーチャル・サラウンドでゲーム音を聴く」をご覧ください。 - 「マイクを使う準備をする」の手順に従って、マイクの設定をします。
- ゲーム用パソコン(USB I)または配信用パソコン(USB II)で、ボイスチャット用アプリを設定します。
※ 以下は Discord での設定例です。
- Discordのユーザー設定(Settings)ウィンドウで、アプリ設定の「音声・ビデオ(Voice&Video)」をクリックします。
- 入力デバイス(INPUT DEVICE)と出力デバイス(OUTPUT DEVICE)に、以下を選びます。
- 入力デバイス(INPUT DEVICE):MIC(BRIDGECAST X-I) または MIC(BRIDGE CAST X-II)
- 出力デバイス(OUTPUT DEVICE):CHAT(BRIDGECAST X-I) または CHAT(BRIDGE CAST X-II)
- 必要に応じてBGMの設定をします。
詳しくはBRIDGE CAST X 取扱説明書の「バックグラウンド・ミュージックを使う」をご覧ください。
配信用アプリ(OBS)の設定
- BRIDGE CAST AppでSTREAM MIXバスの音量を調節します。
BRIDGE CAST X 取扱説明書の「OUTPUTセクション」をご覧ください。 - OBSの音声ミキサー(Audio Mixer)ボックスの「マイク」エリアにある3つの点のボタンをクリックして、「プロパティ(Properties)」を選びます。
- デバイスで「STREAM(BRIDGE CAST X) 」を選びます。
- BRIDGE CAST Xの VIDEO[USB OUT]ボタンを押して点灯させます。
HDMI IN 1または2端子からの信号が、USB II端子に出力されます。
注:HDMI IN 1または2端子に入力される信号は、4K/60Hzまたは1080P/60Hzである必要があります。4K/60Hzまたは1080P/60Hz以外の解像度の映像は、USB II端子から出力されません。 - OBSの「ソース(Sources)」 ボックスで「+」→「映像キャプチャデバイス(Video Capture Device)」を選び、デバイス欄で 「Roland BRIDGE CAST X」 を選びます。