Roland Future Design Labでは、音楽家やクリエイターからご意見などのフィードバックやインプットを得るべく開発初期段階にあるプロトタイプや未完成のプロトタイプを共有することがあります。これを技術プレビューこと「テクノロジー・プレビュー」と呼んでいます。
これらのプレビューでは、Roland Future Design Lab チームが研究開発中の新しい音楽技術、インターフェース、クリエイティブツールを体験し、試してみることができます。しかし、これらは最終製品ではなく、完全な機能でもなく、パブリック・ベータですらありません。テクノロジー・プレビューは、さらに改良を要する開発途上のものです。つまり、まさしく先行して共有するプロトタイプなのです。
これらプレビューでは、革新的なコンセプトを実際に体験し、気に入った点、改善点、その他の提案などをRoland Future Design Labへ共有することができます。Roland Future Design Labにとって、実環境でのテストとフィードバックは非常に貴重です。これらのフィードバックは、ミュージシャンが共感するものが何かを理解し、商用製品として開発する前に技術を細かくチューニングするのに役立ちます。
なお、テクノロジー・プレビューは機能するものの、磨き上げられておらず、バグや機能の欠落がある可能性がありますが、これは意図的にそうしてあるからです。Roland Future Design Labは、完成した製品に対する批評ではなく、コアとなる体験とクリエイティブな可能性に対する本音でのインプットを求めています。
つまり、テクノロジー・プレビューでは、ローランドの研究開発チームが手がける音楽の革新を独占的に先行体験でき、今後の新技術やクリエイティブツールの開発に直接影響を与えるフィードバックを提供できるのです。