工場出荷時に割り当てられているサンプル(サンプル・バンクA、サンプル・バンクBのパッド1,2)やパターン(パターン・バンクA)は、いったん消去すると、SP-404 本体だけでは工場出荷時の状態に復帰させることはできません。
工場出荷時の状態を残しておきたいときには、別売のメモリー・カード(コンパクトフラッシュ)をご用意いただき、あらかじめ工場出荷状態のバックアップ・データを保存しておく事をお勧めします。
SP-404 は、バックアップ・データ (サンプル・バンクやパターン・バンクを含む本体の設定すべてのデータ) をメモリー・カードに保存します。最大 12 個まで保存できます。
■ バックアップ・データを保存する手順
- SP-404 でフォーマットしたメモリー・カードを挿入します。
※ SP-404 で使用中のメモリー・カードでも、バックアップ・データを保存するだけの空き容量があれば、そのままバックアップ用として使えます。 - [CANCEL]を押しながら、BANK[C/G]~[F/J]のいずれかを押します。
ディスプレイに “SAV” と表示され、バックアップ・データが保存されていないパッドが点滅します。 - 保存先のパッドを 1 つ選びます。
選んだパッドが点灯し、他のパッドの点滅は消えます。
[REC]が点滅します。※ 手順 1 で消灯している(データが保存されている)パッドを選ぶことはできません。※ 中止するときは、[CANCEL]を押します。 - [REC]を押します。
[REC]が点灯し、バックアップ・セーブが実行されます。実行中は、ディスプレイのドットが点滅します。点滅が消えると、バックアップ・セーブは終了します。
ご注意 :
ドットが点滅している間は、絶対に電源を切らないでください。バックアップ・データやメモリー・カードが破壊される恐れがあります。