Sync Delayとは?
Sync Delayは、TR-1000が外部機器と同期されたときのタイミングのずれ(レイテンシー)を補正するための機能です。シーケンサーのクロックタイミングを前後にずらし、パターンがMIDIクロックソースと同期した状態を維持します。
この設定はTrack Sync設定の「All Tracks」と「Layered Gens」の両方で動作します。
範囲:
-100 … 0 … +100
(マイナスの値は遅らせ、プラスの値は早めます)
| Sync Delay | -100 - 0- +100 | パターンの開始直後のタイミングを前後へずらします。Track Sync設定の「All Tracks」によるレイテンシーや、外部同期によるその他の状況を手動で補正するのに有用です。 |
Sync Delayの使用タイミング
- 外部シーケンサーやDAWからクロックを受信している場合(TR-1000をスレーブで同期する場合)
- 外部機器との同期によるレイテンシーを手動で補正する場合
基本設定手順
- TR-1000をMIDIまたはUSB経由でマスター機器に接続します。
- 外部シーケンサーまたはMIDIクロックソースで再生を開始します。
- TR-1000で以下を選択します:
MENU → PROJECT設定 → Sync Delay - TR-1000が外部クロックと完全に同期するまでSync Delay値を調整します。
代表的な値:- Layered Gens: ~+6
- All Tracks: ~+50
- PROJECT設定を終了し、変更保存の指示が出たら設定を書き込み(WRITE)してください。
注意事項
- Sync Delayの範囲は双極性(±)で、異常なクロック動作に対応しますが、ほとんどの場合、わずかなプラスの調整が必要です。
- TR-1000がMIDIクロックソースとして動作している場合は、タイミングのずれを避けるため、必ずSync Delayを0にリセットしてください。
- TR-1000がMIDIクロックソースとして設定されている場合でも、Sync Delay機能は有効のままです。