Aerophone Pro AE-30 システム・プログラム ver.2以降で、X-Fade機能に対応しました。X-Fade機能を使うと、息の強さや本体の向きを変えることによって、2つの音色の吹き分けて演奏することができます。
一部のプリセット・シーンでは、モーション・センサー機能との組み合わせで使われています。01:Synth Hard Lead - 36 Syn Lead M/S 3の設定を参考に、無料アプリ「Aerophone Pro Editor」を使って、任意のシーンに各パラメーターを設定してください。01:Synth Hard Lead - 36 Syn Lead M/S 3は、ベルアップすると、5度上と12度上の音が加わり、賑やかな音になります。横に傾けると、ピッチ・ベンド・ダウンがかかります。
01:Synth Hard Lead - 36 Syn Lead M/S 3の設定
パラメーター | 36 Syn Lead M/S 3の設定値 | |
---|---|---|
MOTION 1* | Assign Function | X-FADE |
Input Min | 20 | |
Input Max | 50 | |
Assign Mode | MOMENTARY | |
SCENE/PART | X-Fade Range |
PART1: 0-127 PART2: 90-127 PART3: 90-127 |
Fade Width Lower |
PART1: 0 PART2: 70 PART3: 70 |
|
Fade Width Upper |
PART1: 0 PART2: 0 PART3: 7 |
Aerophone Pro AE-30で任意のシーンにX-Fade機能を設定する場合は、 以下の手順で操作してください。
※ 手順 5で、Motion以外のコントローラーにアサインすることもできます。「Aerophone Pro AE-30/Aerophone AE-20 パラメーター・ガイド」の「Assignパラメーター - 連続動作のコントローラー」をご覧ください。
- Aerophone Pro Editorを起動し、Aerophone Pro AE-30を接続します。
- EDITORをタップします。
– SCENE VIEW画面が表示されます。 - 設定するシーンを選びます
-
Control/Assignの「INTERNAL」をタップします。
- 「Motion」をタップします。
- Assign Functionに「X-FADE」を選びます。
- 必要に応じて、以下のパラメーターを設定します。
設定値 説明 Input Min 0〜127 コントローラーの操作が有効になる範囲を、下限値(Min)/上限値(Max)で設定します。
Input max Output Min 割り当てた機能が動作する範囲を、下限値(Min)/上限値(Max)で設定します。 Output Max Mode Latch 操作をするたびにOut Min の値とOut Max の値が切り替わります。 Momentary 「機能アサイン(連続動作)」のグラフのように、コントローラーへの操作に対応して機能が動作します。
Curve 動作モードが「Momentary」のときの、動作カーブを設定します。
- SCENE VIEW画面に戻し、いずれかのパートを長押しします。
- vをタップしてパラメーターのグループを「RANGE」に切り替え、[CLOSE]をタップします。
- 必要に応じて、各パートに以下のパラメーターを設定します。
設定値 説明 X-Fade Range (Lower)0~127
(Upper)0~127トーンの鳴るX-Fade(CC30)の下限(Lower)/上限(Upper)を設定します。
X-Fade(CC30)の値でトーンを鳴らし分けたいときに設定します。Fade Width Lower 0~127 X-Fade(CC30)の値がX-Fade Range Lower より小さい場合の音を鳴らす度合いを設定します。鳴らさない場合は「0」にします。
Fade Width Upper X-Fade(CC30)の値がX-Fade Range Upper より大きい場合の音を鳴らす度合いを設定します。鳴らさない場合は「0」にします。
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[WRITE]ボタンをタップして、ユーザー・シーンに保存します。