ES-8 の MIDI OUT 端子からは、プログラム・チェンジ情報、コントロールチェンジ情報、MIDI クロック情報、バルクダンプ情報が出力されます。
ES-8 から MIDI で外部 MIDI 機器をコントロールする場合、ES-8 の MIDI OUT 端子に接続する機器がどのような MIDI 情報を受信してどのような動作になる仕様かご確認ください。
一例として、ES-8 のパッチ切り替えと同時に、GT-100 のパッチを切り替える設定をご紹介いたします。
※ ES-8 取扱説明書 P.19 の例を併せてご参照ください。
GT-100 は、MIDI IN に接続した外部 MIDI 機器からのバンクセレクト情報とプログラム・チェンジ情報で、パッチが切り替わります。GT-100 の各パッチに割り当てられているバンクセレクト(CC#0、CC#32)とプログラム・チェンジについては、GT-100 の MIDI インプリメンテーションを併せてご参照ください。
設定例: ES-8 のパッチ 1-1 に切り替えると同時に、GT-100 のパッチ U01-1 を呼び出す
1. ES-8 の MIDI OUT 端子と GT-100 の MIDI IN 端子 を MIDI ケーブルで接続します。
2. ES-8 で、パッチ 1-1 を選びます。
3. [EDIT] ボタンを押します。
4. Patch を表示し、[ENTER] ボタンを押します。
5. [<] [>] ボタンで Patch MIDI 1 を表示し、[ENTER] ボタンを押します。
6. [<] [>] ボタンと [-] [+] ボタンで、各パラメーターを以下のように設定します。
※ GT-100 の場合、LSB の値は全パッチ共通で「0」です。
Ch: 1
LSB: 0
MSB: 0
PC: 1
7. [WRITE] ボタンを押し、保存するパッチ・ナンバーを確認します。
8. [ENTER] ボタンを押して、保存を実行します。