GT-100 の EXP ペダルや ACCELL/CTL ペダルには、" ASSIGN " 設定にある各パラメーターをアサインすることができます。
各ペダルの機能をパッチごとに設定し、各パッチに最大 8 個まで同時に設定できます。
※ 詳しくは GT-100 取扱説明書 「本体/外部ペダルの機能をパッチごとに設定する(アサイン)」と GT-100 パラメーター・ガイドをご覧ください。
ご参考までに、GT-100 の EXP SW でエフェクトを ON に設定し、特定のエフェクト・パラメーターを EXP ペダルでコントロールする方法を以下に紹介いたします。
※ 実際の操作手順を動画にて紹介しておりますので、よろしければ併せてご覧ください。
● GT-100 本体の EXP ペダルにアサインする方法
※ 以下では、EXP SW で「RINGMODULATOR」の ON / OFF を切り替え、EXP ペダルで RING MODULATOR の「FREQUENCY」の値をコントロールする方法を例に紹介いたします。
- パッチを選びます。
※ 今回は P05-1 「Fat BLUSY LEAD」 を使用します。 - RINGMODULATOR を「FX-1」にアサインします。
※ 今回は FX-1 を使用していますが、FX-2 でも結構です。
1) [EFFECT] ボタンを押して、エフェクト・エディットモードに入ります。
2) [4 (SELECT)] つまみを回して「FX1」を選択します。
※ RINGMODULATOR は「FX1」と「FX2」にアサイン可能です。
3) [2 (TYPE)] つまみを回してエフェクト・タイプに「RING MOD」を選択します。 - EXP のペダル・ファンクションの設定をオフにします。
※ EXP ペダルを踏んだときに、Foot Volume(初期設定)などその他のパラメーターが変化しないようにするためです。
1) [CTL/EXP] ボタンを押して、CTL/EXP 画面に入ります。
2) [4 (SELECT)] つまみを回して「EXP」を選択します。
3) [5 (FUNC)] つまみを回して EXP ペダル・ファンクションの設定を「OFF」にします。 - EXP SW で RINGMODULATOR の ON / OFF を切り替える設定を行います。
1) [4 (SELECT)] つまみを回して「EXP SW」を選択します。
2) [5 (FUNC)] つまみを回して「FX1」を選択します。 MIN は OFF、MAX は ON、SOURCE MODE は TOGGLE にしておきます。 - EXP ペダルに RING MODULATOR の「FREQUENCY」を設定します。
※ 以下では、ペダル・ファンクションでの設定方法を紹介していますが、「ASSIGN」を使用しても結構です。
1) [4 (SELECT)] つまみを回して「ASSIGN 1」を選択します。
※ すでに ASSIGN 1 に設定されている場合は、別の ASSIGN を選択するか、設定を書き換えます。
2) 表示された画面を以下のように設定します。
※ ページの切り替えは PAGE [<] / [>] ボタンで行います。
< 1 ページ目 >
ASSIGN OFF/ON |
ON |
SOURCE |
EXP PEDAL |
MODE |
MOMENT |
※ MODE の設定では、断続的に値を変更する場合は MOMENT を選択し、操作をするたびに ON/OFF を切り替える場合は「TOGGLE」を選択します。今回は FREQUENCY を滑らかに可変するため、MOMENT にします。
< 2 ページ目 >
TARGET CATEGORY |
FX1 RING MOD |
TARGET |
FREQ (FREQUENCY) |
MIN (可変する値の最小値) |
0 |
MAX (可変する値の最大値) |
100 |
※ MIN や MAX の値はお好みに合わせて調整してください。
< 3 ページ目 >
ACT.LO (SOURCE 可動範囲の最小の値) |
0 |
ACT.HI (SOURCE 可動範囲の最大の値) |
127 |
※ MODE の設定で「TOGGLE」を選択した場合は、「ACT.LO:0」、「ACT.HI:127」に設定してください。- パッチを保存します。
1) 希望通りの動作になりましたら、[WRITE] を押してパッチ・ライト画面を表示します。
2) 保存先のパッチ・ナンバーを選び、[WRITE] を押してパッチを保存します。
設定手順は以上です。
上記手順を動画でご覧いただくこともできますので、是非以下をご覧ください。
●GT-100 EXPRESSION PEDALの活用方法
今回の ASSIGN の設定を応用して、様々な効果を出すための活用例も以下に紹介いたします。
● GT-100 EXPRESSION PEDALの活用例