DB-90 の 4つのモードの詳細は、次のとおりです。
- Time Check (タイム・チェック)
メトロノームの刻むガイド音に従って、正確にタイミングよくたたく練習をするためのモードです。
MIC 入力やパッドをたたいたタイミングが、メトロノームに合っているかどうか、結果がディスプレイに
表示されます。4分音符でタイミングをチェックします。
ご注意:
[START/STOP]を押してタイム・チェックをスタートさせたとき、パッドをたたいていないのにディスプレイに
[GOOD] が表示され続ける場合は、メトロノーム音にトリガーが反応している状態です。
前述の「マイクの感度を設定する」を参照して、「SENS」 の値やメトロノーム音の音量を調節してください。 - Quiet Count (クワイアート・カウント)
このモードは、身体でリズムを覚えるためのモードです。最初の 4小節は設定された音量で
メトロノームが鳴りますが、次の 4小節は音が小さくなります。
[START/STOP]を押して停止させるまで、この 4小節間のサイクルが続きます。 - Gradual Up/Down(グラジュアル・アップダウン)
このモードは、スピードを徐々に上げ下げすることによって持久力を高める練習です。
メトロノームが最大値になるまで、2拍ごとに 1BPM ずつスピードが速くなっていきます。
最大値に達すると、2拍ごとに 1BPM ずつスピードが遅くなり、最初のテンポに戻ります。
その後、同じ動作を繰り返します。“PATTERN” 選択時は、2小節ごとに 1BPM ずつスピードが変化します。
ご注意 :
演奏中に[WRITE]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最大値が設定されます(初期値:250)。
TEMPO/VALUE ダイヤル、タップ入力で設定したテンポがメトロノームの最小値に設定されます。
また、最小値が変更されると、最大値は初期値(250)に戻ります。 - Step Up/Down (ステップ・アップダウン)
スピードを段階的に上げ下げすることによって、演奏の耐久力を高めます。メトロノームが最大値になるまで、
4小節ごとに 5BPM ずつスピードが速くなっていき、その後、4小節ごとに 5BPM ずつスピードが遅くなり、
最初のテンポに戻ります。その後、同じ動作を繰り返します。
ご注意 :
演奏中に[WRITE]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最大値が設定されます(初期値:250)。
TEMPO/VALUE ダイヤル、タップ入力で設定したテンポが最小値に設定されます。
最小値が変更されると、最大値は初期値(250)に戻ります。
■ コーチ・モードの選択操作方法
DB-90 本体上にある [ COACH ] ボタンを押すと、COACH が表示されコーチ・モードになります。
[ COACH ] を押すごとに、以下の 4種類のコーチ・モードが切り替わります。
練習しようとするコーチ・モードを選んで、[ START/STOP ] を押すと、練習開始です。