C-30 は、フレンチ・タイプのチェンバロ、フレミッシュ・タイプのチェンバロ、フォルテピアノ、ダイナミック・ハープシコード、ポジティブオルガン、チェレスタの 6種類の楽器の音色を切り替えて使うことができます。
タイプ |
特 徴 |
フレンチ・チェンバロ |
柔らかで伸びやかな音が特徴で、特にソロでの演奏でその魅力を発揮します。 |
フレミッシュ・チェンバロ |
歯切れのよい音色で、アンサンブルでもよく通る音色です。 |
フォルテピアノ |
モーツアルトやベートーベンの時代の初期のピアノの音色です。 |
ダイナミック・ハープシコード |
フレンチのチェンバロ音色に強弱表現やダンパーペダルが使える、これまでになかった新しい表現の可能性のある音色です。 |
これら 4種類の楽器の音色は、次の 4つの音色ボタンで、それぞれの楽器の弦の選択や組み合わせを変えていろいろな音色を使うことができます。
音色 |
特 徴 |
8フィートI |
バックと呼ばれる柔らかく太い音で、基本になる音色 |
8フィートII |
フロントとも呼ばれる、弦の端に近い部分を弾いた明るめの癖のある音色 |
4フィート |
1オクターブ高い音色で 8フィートの弦と重ねて使う音色 |
リュート |
8フィートの弦にフェルトなどのバフをあててミュートした音色で、ギターに似たリュートの音色に似た音 |
また、ポジティブ・オルガンの音色では、次の 2つの音色ボタンでパイプの違いによる音色のバリエーションを選んだり、重ねたりすることができます。
音色 |
特 徴 |
オルガンI |
木管(ロアフルート 8フィート)パイプの音色 |
オルガンII |
金管(プリンシパル 8フィート + 4フィート)パイプの音色 |
オルガンⅡのボタンはチェレスタの音色に切り替えることができます。
音色 |
特 徴 |
チェレスタ |
鉄琴をハンマーで叩いて音を出す構造の鍵盤楽器で愛らしい音色 |