※ この記事は旧製品の JUNO-D に関する内容です。2024年発売の JUNO-D シリーズ(JUNO-D6 / JUNO-D7 / JUNO-D8)のFAQ はこちらからご覧ください。
JUNO-D には、バンドやソロなどで、鍵盤を弾いて演奏する場合の「パッチ・モード」と、外部シーケンサーなどから複数パートを同時に鳴らす場合などに使用する「パフォーマンス・モード」の2つのモードがあります。
シーケンサー側のトラック(MIDIチャンネル)を切り替えた際に JUNO-D の音が鳴らなくなる場合には、以下の 2 つの原因が考えられますので確認してみてください。
- モードがパッチ・モードになっていないか?
- パフォーマンス内の複数パートの MIDIチャンネルが同じになっていないか?
上記 1. 2. の場合の対処方法は以下のとおりです。
1. の場合の対処方法:
- パフォーマンス・モードに切り換えます。
- [PERFORM] を押して点灯させパフォーマンス・モードにします。
- [PART SELECT] を押して消灯させておきます。
- VALUE [-]/[+]を使ってパフォーマンスを選びます。
2. の場合の対処方法:
まず原因としては JUNO-D を 16 パートのマルチ・ティンバー音源として使用する場合に、
- そもそも JUNO-D がマルチ・ティンバー音源に設定されていない。
- JUNO-D がマルチ・ティンバー音源に設定されていても、シーケンサーの送信チャンネルと、JUNO-D の受信チャンネルが一致していない。
ことが想定されます。
1. の場合、JUNO-D を 16 パートのマルチ・ティンバー音源に設定するには、
「32:SEQ Template」を選びます。(PART の 1 ~ 16 が全て異なった MIDIチャンネルに設定されます。)
2. の場合、まず 1. の設定を行なった上で、パフォーマンスのパート・パラメーターにある
各パートの受信 MIDIチャンネルを、シーケンサ・データ側の送信チャンネルと一致するように変更してください。
(取扱説明書 P.56 「パフォーマンスのパートの設定をする」参照)