MFX Controlを使うと、FA-06 FA-07 FA-08本体の [S1/2] スイッチやSOUND MODIFYつまみ、外付けフット・スイッチに割り当てたMIDIコントロール・チェンジ・メッセージをもとに、MFXをコントロールできます。また、外部MIDI機器から送信するMIDIコントロール・チェンジ・メッセージでコントロールすることもできます。
MFX Controlでコントロールできるパラメーターについて、詳しくは「FA-06/FA-07/FA-08 パラメーター・ガイド」の「MFX パラメーター」をご覧ください。
※「#」記号の付いているパラメーターは、マルチエフェクト・コントロールを使って値を変化させることができます。
以下では例として、FA-06 FA-07 FA-08に接続した外付けフット・スイッチで、MFX 20:Rotary 2 のスピード SLOW <-> FAST を切り替える方法を説明します。
外付けフット・スイッチで Rotary スピードを切り替える
- 外付けフット・スイッチに MIDI コントロール・チェンジ・メッセージ( CC )を割り当てます。
- MFX 20: Rotary 2 を使用する設定にしたスタジオ・セット(トーン)を用意し、そのパートまたはトーンを選んでおきます。
- [SHIFT]+[F5(Studio Common)]を押して、STUDIO COMMON画面を開きます。
- カーソル・ボタンで「Pedal」タブを選びます。
- 「Pedal Assign Source」にカーソルを合わせてダイヤルを回し、「STUDIO」を選びます。
- 「Pedal 1(2) Assign」に「CC** (使われていない任意の番号 15 など)」を選びます。
- [EXIT]ボタンを押して、STUDIO SET PLAY画面に戻ります。
- MFX Controlを設定します。
- [SHIFT]+[F3(Effects Edit)]を押して、EFFECTS EDIT画面を開きます。
- [F2(MFX)]を押して、TONE EDIT画面を開きます。
- MFX Typeが「Rotary 2」、MFX Switchが「ON」になっていることを確認して、「MFX Control」タブを選びます。
- 以下のように設定します。
Source 1 :CC15 (前述の手順 1-4.で指定したナンバー)
Destination 1:Speed
Sens 1 :+63(まずは最大値 +63 にして試し、好みに合わせてで調節してください。)
- 鍵盤を弾きながらフット・スイッチを踏んで (※)、RotaryのSlowとFastが切り替わることを確認します。
※ BOSS FS-5UやROland DP-2などのアンラッチ(モーメンタリー)タイプのフット・スイッチを使うと、踏んでいる間だけ効果がかかります。FS-5Lなどラッチ(トグル)タイプのフット・スイッチを使うと、スイッチを踏むたびに効果が切り替わります。 - [WRITE]ボタンを押して、スタジオ・セットを保存します。
FA-06 FA-07 FA-08/FA-08 本体の [S1] [S2] スイッチを使う
FA-06 FA-07 FA-08/FA-08本体の [S1] [S2] スイッチを使うと、ラッチ <-> モーメンタリーの動作を変更することができます。
[S1] [S2] スイッチでラッチ <->モーメンタリーの動作を変える場合は、前述の手順 1-2. でSTUDIO COMMON画面を開き、「S1/S2」タブの「Switch S1/2 Mode」で設定してください。
外部 MIDI 機器から MIDI コントロール・チェンジ情報でコントロールする
外部機器からMIDIコントロール・チェンジ情報を送る場合は、前述の手順 2. MFX Control以降を設定し、「Source *」の部分を外部機器の出力情報と一致させてください。
※ 外部MIDI機器のMIDIチャンネル(送信)とFA-06 FA-07 FA-08のチャンネル(受信)も一致させます。