PLUG-OUT Synthesizer SYSTEM-8には、それ自身のサウンド・エンジンだけでなく、PLUG-OUTと呼ばれる拡張スロットが3つ搭載されています。ここにはJUPITER-8/JUNO-106/JX-3Pの3モデルがプリインストールされており、合計4つのシンセサイザーを一挙に手にすることができます。さらに、Roland Cloudで入手できるソフトウェア・シンセサイザーのJUNO-60、 SH-101、SH-2、PROMARS、SYSTEM-100もPLUG-OUTに対応しています。
ソフトウェア・シンセサイザーで編集したメモリーは、SYSTEM-8に送信(SEND)して、演奏することができます。
以下の点をご確認ください。
- すべてのプラグインが最新バージョンであること
- ロードされているPLUG-OUTの情報を表示するには、[MENU]->「PLUG-OUT INFO」->[ENETR]ボタンを押して、カーソル[<][>]ボタンで、表示するMODELボタン(PLUG-OUT 1 ~ 3)を選びます。
- SYSTEM-8の最新ドライバーがインストールされていること
- 最新のドライバーは、こちら からダウンロードできます。
- パソコンのUSBポートに直接接続してください。
例として、SYSTEM-8 ソフトウェア・シンセサイザーのメモリーをSYSTEM-8に送信する方法を紹介します。
※ お使いのソフトウェア・シンセサイザーによって、プラグアウトの手順が異なる場合があります。詳しくは、ソフトウェア・シンセサイザーの取扱説明書をご覧下さい。
以下の手順で操作してください。
- SYSTEM-8 ソフトウェア・シンセサイザー の[SETTING]ボタンをクリックします。
– Setting画面が開きます。 - MIDI CTRL InputとMIDI CTRL Outputそれぞれに「SYSTEM-8 CTRL」を選びます。
※ PLUG-OUTごとに設定する必要があります。
※ MIDI ポートとして表示される「SYSTEM-8 CTRL」は、SYSTEM-8 Software
Synthesizerが使用するポートです。DAWからは使用しないでください。 - メモリーを1つ送信します。
- SYSTEM-8のMODEL[SYSTEM-8]ボタンをオンにします。
– SYSTEM-8が、SYSTEM-8モードになります。 - [SEND]ボタンをクリックします。
– メモリーが送信されます。
※ バンクに登録されているメモリーをすべて(64個)送信する場合は、SYSTEM-8 ソフトウェア・シンセサイザーのバンク・リストで送信したいバンクを切り替え、[SEND ALL]ボタンをクリックしてください。
- SYSTEM-8のMODEL[SYSTEM-8]ボタンをオンにします。